第48回 ふくやま観光写真コンテスト受賞者発表!!
ふくやま観光写真コンテストの受賞作品をご紹介しています。
金賞 福山市長賞 |
福山城は現在改修工事中で天守閣はすっぽり覆われています。
完全に覆われる前の足場設置時期と花火の組合せは、この時にしか撮れない図柄です。
都会のビルの煩雑さを避けた構図、花火は絞りによっても線の太さが変わってきますがそれらを旨く計算して撮られています。
他にも同様の写真がありましたが花火のすっきりした華やかさのこの作品に軍配があがりました。 [画像サイズ:1000px × 1200px] |
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銀賞 福山商工会議所会頭賞 |
国宝明王院の五重塔の写真でよく見掛けるのは弁天池から臨む五重塔です。
今回も木々に隠れた五重塔が多く写されていました。
この作品は紅葉の中に五重塔をしっかり捉えて良い仕上がりになっています。
[画像サイズ:1500px × 1040px]
[画像サイズ:1500px × 1040px]
銅賞 福山観光コンベンション協会会長賞 |
鞆の浦の写真も多くは常夜灯を写したものですが、この作品は新しい視点で、夜明け前の悠久の雰囲気を捉え、海面に映る町並みに旨く船の航跡を入れています。
[画像サイズ:1500px × 1000px]
[画像サイズ:1500px × 1000px]
ばら賞 福山明るいまちづくり協議会会長賞 |
ばら公園で撮られた写真が多くありましたが、どれも平面的な作品でした。
この作品はばらを立体的に捉え、ばらが咲き誇る様子を上手く表現しています。
[画像サイズ:1500px × 1125px]
[画像サイズ:1500px × 1125px]
入選(福山観光コンベンション協会賞)
今回も多彩な作品が選ばれ、入賞者との差を感じさせない力作も多数ありました。固定概念にとらわれず次回も福山の素晴らしい魅力を切りとってもらいたいものです。
観光写真賞
応募作品の中から賞の趣旨に見合う作品を選びました。
今年もコロナ禍の影響で殆どのイベントが中止になりました。夏の花火大会などは一昨年の台風の影響もあり3年続けて中止となり応募点数の減少を心配していました。
しかし予想に反して、応募者数は昨年より増加し、応募点数も昨年に近い278点あったことは喜ばしいことでした。
ただ、主だったイベントが無かったため、被写体が重複しているものが多かったように思います。また、今年も夜景・ライトアップの写真が多くありました。中でも何点かあった工場夜景の写真は主題を生かし切れていない感じがしました。夜景は背景処理をするのに適した撮影ですが色々な光源が交わっている場合が多くあり、撮影者のイメージに合ったホワイトバランスの調整が必要になります。
今年は目新しい場所の作品が何点かありましたが、折角の被写体を旨く捉えきれていなかったことは残念でした。
スマートホンで撮影された作品もかなりありましたが、スマートホンでも明るさの調整・ズーミングなどの調整は可能ですので、シャッターを押すまでにしっかり調整して撮影すると良い作品になると思います。
新たな福山の魅力を発見して福山へ行ってみたいと思わせるような写真を撮って欲しいものです。来年も沢山の方の応募を期待しています。